ファンタジーLARPでは時にはモンスターたちと戦闘になる場合があります。
歴戦の戦士でも相手からの攻撃で傷を受けてしまうときも。攻撃を受ければもちろん怪我をしますし、怪我を治すためには治療が必要です。

今回は傷を負った時のルールと治療に使うための小道具をご紹介します。

シューティングスターのLARPルールでは戦闘などで傷を受けた場合、まず出血します。出血を放置したまま次のシーンに進むと、傷が化膿してダメージを受けてしまいます。

そこで傷をなおすために治療をします。
治療は以下の3つの行為を順番に30秒間行います。
1.傷口を水で洗う
2.針で傷口を縫う
3.包帯を巻く
実際水をかけたりするわけではなく、治療をしているふりをします。

この3つの行為をGMが確認し終わると治療が完了です。
順番を間違えたり、何かが抜けたりすると次のシーンになってからGMが化膿したことを告げますので、正しく治療を行う必要があります。

 

これらは全て「治療をしているフリ」で、包帯も市販の白い包帯をロールのまま巻いているふりをするだけでした。しかしなにか物足りない、怪我をした雰囲気をもっと出したいと考えました。

そこで思いついたのがこれ。薄汚れた細い布に、血が傷から滲み出したように色を付けておきます。そして、それを実際に腕や足に巻いてみることにしました。

包帯が巻かれているので、雰囲気もありますし。巻いてるプレイヤーはその部分を意識しやすく、手が使いにくかったり歩きにくかったりといった演技がしやすくなります。

包帯は未晒しの木綿布を3cm幅で切って赤い絵の具をペタペタ塗るだけで完成です。

縫い針はクリップを真っすぐ伸ばして、ラジオペンチなどで先を丸くして、毛糸や糸を穴に通すだけ。

ぜひ皆さんのゲームでも使ってみてくださいね。