忍者たちの儚くも濃密な12日間の戦いが体験できる、ドラマチックLARPゲーム『散華』の遊び方を紹介します!
散華のルールは、原案者の浪漫験劇リトルウィングさんのTwitterを御覧ください。
⇒ルールを見る
※ここで紹介する遊び方はシューティングスターLARPでの遊び方の一例です。同じ散華でもGM(ゲームマスター)によってやり方は変わります。
ゲーム開始前に各忍者に『行動カード』を配布します。行動カードはキャラクター作成時に決めた能力値によって枚数が変わります。
毎ターンごとの行動を決定します。行動カードを封筒に入れて、誰が誰に行動を起こすかを全員一斉にボードに貼り付けます。行動決定前の事前相談はできないので、封筒を開けるまで誰が何をしに来ているのかわからないのでドキドキです。
順番に封筒を開封していきます。左上では妙庵と帰蝶が妙庵に癒やしの術をかけようとし、その横では蛙丸に護舞凛が攻撃を仕掛けてきています。すべての行動を開封後に、GMの裁量で行動順が決定します。できるだけドラマチックになるように順番を決定します。
シーンごとの登場者同士でそのシーンをどう行動するかを軽く打ち合わせします。
会話シーンの場合は場面と登場の仕方などを決めます。
「私は滝で修行していることにします」
「では草陰から覗いているところを気づかれるところから始めましょう」
戦闘シーンの場合は攻撃方法や倒され方を決めます。
「刀で斬りつけたところを一旦防御してもらって、返す刀で斬りつけたいです」
「わかりました小刀で受けるのでその後斬りつけてください」
会話シーンでできる行動はアイデア次第で無限大。仲間と相談する、一人で修行する、時には仲間に今の気持ちを相談したり、敵と和平の密談をしたりも。
相談が終わったあとは実際にそのシーンを演じます。相手が何を言ってくるかわからない緊張感の中、キャラクターになりきって会話を進めていきます。
シーンが進むにつれ、どんどん自分のキャラクターやお互いの関係性が作られていきます。相手との掛け合いで、最初と考えていたキャラクターとは別人になってしまうことも!そんなときはその新しいキャラクター像を楽しんでみましょう。
相手を殲滅することが目的の忍者たち、戦いは避けては通れません。事前に決めた内容に沿って戦闘シーンを演じます。ノンコンタクの戦闘なので戦い方も自由度が高く行えます。刀による戦闘は持ちろん、懐から取り出したカラクリ銃を撃ったり、毒の吹き矢を使ったり。時には己の拳で戦う肉弾戦も可能です。
そしてノンコンタクトだからこそ、かっこいい決めポーズも可能!
ズバッと一閃!相手を斬りつける!
味方を助けるためにその体をなげうって相手の攻撃を受け止めての反撃!
などなど、思いつくままの戦闘を楽しめます。
そしてシーンが進むと、命を失ってしまうことも。命が尽きた忍者は『散華の刻』シーンに入ります。自キャラクターの最後のシーンを思う存分演じきってください。
命と誇りをかけた忍者たちの戦いを体験できるドラマチックLARP『散華』。ぜひ遊んでみてくださいね!